nobby ヘア アイロン 違いを徹底解説! 選び方 紹介

nobby ヘア アイロン 違いを徹底解説!選び方 紹介

ヘアアイロンを選ぶ際、特に注目されているのがTESCOMの「nobby(ノビー)」シリーズです。

サロン仕様の高性能を持ちながら、一般家庭でも使用できるモデルが多数展開されており、どのモデルを選ぶべきか迷う方も少なくありません。

この記事では、nobbyの各モデルの違いや特徴を整理しながら、自分に合った選び方をわかりやすく解説します。

耐久性、温度設定、プレート素材など、比較すべきポイントを明確にしながら、後悔しない選択をサポートします。

目次

nobbyと家庭用ヘアアイロンの性能差とは

nobby NIS500A

プロ仕様ならではのnobbyの耐久性

nobbyシリーズの大きな特徴は、その高い耐久性です。サロン現場で毎日何十人もの施術に使用されることを想定し、モーター、スイッチ、電源コードなどの消耗部品は業務用基準で設計されています。

コードの耐屈曲性も高く、繰り返しのねじれや引っ張りに強いため、断線リスクも軽減されます。日々の使用頻度が高い方や家族で共有する場合、耐久性が製品寿命に直結するため、nobbyの設計は大きな安心材料となります。

家庭用ヘアアイロンとの寿命の違い

家庭用ヘアアイロンの多くは、1〜2年程度の使用を前提に設計されています。毎日使うとパーツが摩耗しやすく、温度精度や滑りに影響が出るケースもあります。

一方でnobbyは、サロンユースを基準にしているため、連日高温で使用しても安定した性能を維持できます。

例えば、美容師が5年以上愛用している事例も少なくなく、長期的に見れば買い替え頻度が少なく、結果的にコストパフォーマンスが高くなります。

温度調整の細かさが違いを生む

nobbyの代表モデルNIS500Aでは、60〜210℃の範囲を5℃刻みで31段階に調整可能です。

家庭用の多くが3~5段階程度の切り替えであるのに対し、nobbyは髪質・スタイルに応じた最適な温度で施術ができます。

例えば、ブリーチ毛や細毛には低温設定、頑固なくせ毛には高温が効果的。こうした柔軟な対応が可能なため、髪への負担を減らしつつ、理想の仕上がりを実現できます。

熱立ち上がりのスピードもプロ仕様

nobbyは立ち上がりの早さでも優秀です。NIS2000は電源を入れて約18秒で100℃に到達。NIS500Aも180℃まで約36秒と、家庭用より圧倒的に早く使い始められます。

これは忙しい朝や時間がない中でのセットにおいて非常に重要です。

さらに、パワーモード搭載モデルでは使用中の温度低下を抑え、安定した熱量をキープできるため、1回の施術でスムーズにスタイリングが完了します。

プレート素材の違いが与える影響

nobbyのプレートには、髪に優しいアボカドオイルコーティングや、摩擦を抑えるチタン・セラミックなどが採用されています。

これにより、プレートの滑りが非常になめらかで、髪を引っ張らずにストレートやカールを作ることができます。

摩擦によるダメージや引っかかりが少なく、毛先までツヤをキープしやすい点もプロに評価されている理由です。長期使用でもコーティングの持ちが良く、品質が落ちにくい点も大きな魅力です。

nobbyのヘアアイロンがプロに選ばれる理由

耐久性で信頼される設計

nobbyのヘアアイロンがプロに選ばれる最大の理由の一つが、その圧倒的な耐久性です。

もともと業務用として開発されているため、モーターやスイッチ、ヒーター、電源コードといった消耗パーツが非常に高品質で、長時間かつ高頻度の使用に耐えられるよう設計されています。

例えば、コードには耐屈曲性に優れた素材が使用され、1日何十回も使用されるサロン現場でも断線しにくいという特長があります。

さらに、熱を加えるプレートや筐体の素材自体も劣化しにくく、メンテナンスの手間も少ないため、美容師の作業効率を落とさない設計になっています。

長く使っても性能が安定していることから、コスパ面でも非常に優れているといえるでしょう。

高精度な温度調整機能

nobbyのヘアアイロンには、スタイリングの質を左右する温度調整機能が細かく搭載されています。たとえばNIS500Aでは、60℃から210℃までの間を5℃刻み、31段階で設定が可能です。

これは家庭用アイロンのように「低・中・高」といった大まかな設定では対応できない繊細な調整を可能にし、髪質や髪の状態に応じたベストな温度で施術ができるという大きなメリットがあります。

髪が傷みやすい人には低温、太くて硬い髪には高温といったように、プロの現場ではきめ細かい対応が求められます。

また、温度上昇のスピードも速く、朝のセットや連続使用時にもタイムロスがなく、施術のテンポを落とさずにスタイリングが可能です。

滑りと仕上がりで差をつけるプレート

nobbyのヘアアイロンに搭載されているプレートには、仕上がりに直結する素材と加工技術が活かされています。

代表的なものでは、アボカドオイルコーティングやチタンプレート、セラミックプレートなどがあり、それぞれに髪への摩擦を抑える、熱を均一に伝えるといった特徴があります。

特にアボカドオイルコーティングは、滑りやすさと適度なキャッチ力のバランスが絶妙で、髪を無理に引っ張ることなくストレートやカールが作れます。

また、プレートの噛み合わせ精度が非常に高いため、均一に熱が伝わり、ムラのない美しいスタイルを短時間で仕上げることが可能です。

このように、仕上がりの美しさと施術スピードの両立を実現している点が、プロから高く評価されています。

多機能性がプロ目線に応える

プロが求めるのは単なる高性能だけではありません。施術の効率を高める「使いやすさ」や「安全性」も重要なポイントです。

nobbyのNIS500Aには、温度ロック機能やメモリー機能、自動電源オフ、開閉ロックなど、プロの使い方にマッチした機能が多数搭載されています。

温度ロック機能では、使用中にうっかり温度が変わってしまうリスクを防ぎ、メモリー機能は前回使用時の温度設定を記憶してくれるため、作業開始がスムーズです。

また、2つのスタイリングモード(パワー・ケア)を切り替えることで、髪質や部位に応じた施術が可能になります。

こうした細やかな設計は、長時間使用する美容師の負担を軽減し、より高品質な施術を実現するために欠かせないものとなっています。

海外対応で幅広い現場にも対応

nobbyの中には、100〜240V対応のモデルも存在し、海外でもそのまま使えるよう設計されています。たとえばNIS500AやNIS300Aなどはマルチ電圧に対応しており、海外のホテルや仕事先でも変圧器なしで使用可能です。

プロの美容師が海外出張や撮影現場などで使用する際、いつもと同じ使い勝手でアイロンを扱えるのは大きなメリットです。

また、コードのプラグ部分には「ラク抜きプラグ」なども採用されており、日常的な取り扱いでもストレスが少ない点もポイントです。

場所を問わず、高品質なスタイリングを提供できる柔軟性が、nobbyが多くのプロフェッショナルに選ばれる大きな理由の一つです。

業務用と家庭用の耐久性の違いに注目

業務用設計による部品の強靭性

nobbyのヘアアイロンは、サロンでの過酷な使用環境に耐えることを前提に設計されています。

モーターやスイッチ、電源コードなどの構成部品には、一般家庭用よりも耐久性に優れた素材が採用されており、屈曲や引っ張りに強く、何度使っても性能が安定しています。

特にコードは断線しにくい構造になっており、長時間の施術や頻繁な持ち替えでもトラブルが起こりにくいのが特長です。

これにより、美容師が1日何十人ものお客様を施術しても、安定したパフォーマンスを保つことができ、信頼性が非常に高いのです。

家庭用モデルの寿命と耐久性との差

家庭用のヘアアイロンは、週に数回の使用を想定して作られているため、部品や素材のグレードがやや控えめです。

高温を長時間維持したり、湿気の多い場所での使用が続くと、温度の不安定やプレートの劣化が早まる傾向があります。

一方、nobbyは長時間連続で使用しても温度ムラが起きにくく、実際に数年以上使っているユーザーから「一度も壊れていない」という声も見られます。

耐久性が高いため、プロだけでなく家庭でも長期的な信頼性を求めるユーザーには非常に向いています。

プレート耐久性と摩耗への強さ

nobbyのプレートは、耐久性とスタイリング性能を両立させるために、チタンやセラミック、アボカドオイルコーティングなど高品質な素材を使用しています。

中でもチタンプレートは、摩耗しにくく熱の伝導性が高いため、同じ箇所を何度も通さなくても髪がしっかり伸びるメリットがあります。

さらに、アボカドオイルコーティングの採用により、滑りが持続し、摩擦によるダメージを最小限に抑えることが可能です。

一般家庭用製品では、こうしたコーティングが数ヶ月で剥がれてしまうこともあるため、nobbyの長持ち設計は非常に魅力的です。

使用頻度に応じたコストパフォーマンス

初期投資としては、nobbyは家庭用よりもやや高額な傾向がありますが、耐久性に優れているため、結果的には買い替えの頻度が減り、コストパフォーマンスに優れています。

家庭用アイロンを1〜2年ごとに買い替えるよりも、nobbyを5年以上使い続けられた方が長い目で見るとコストを抑えられる場合があります。

また、nobbyはアフターサービスも充実しており、消耗部品の交換や修理にも対応しています。こうした点も、プロがnobbyを選ぶ大きな理由の一つといえるでしょう。

プロ現場が求める安全・安定性

サロンでは、多くの顧客に対して毎日施術を行うため、安全性と安定性が非常に重要です。nobbyのコードは断線防止設計が施されており、接続部の強化によって接触不良を起こしにくくなっています。

また、自動電源オフ機能や温度ロック機能など、安全性を高める機能も標準搭載されています。さらに、コンセントの抜き差しがスムーズに行える「ラク抜きプラグ」もプロ現場での利便性を高めています。

こうした細かな配慮が積み重なることで、nobbyは多くのプロフェッショナルに信頼されているのです。

nobby ヘアアイロンの温度設定機能を比較

幅広い温度レンジと細かい刻み

nobbyのNIS500Aは、60〜210℃の温度範囲を5℃刻みで31段階に調整できる高精度な仕様が特徴です。

多くの家庭用モデルが100〜200℃程度の間で3~5段階の調整に留まるのに対し、nobbyではプロの施術に耐えうる細かな設定が可能です。

たとえば、ダメージ毛には140℃前後、硬く太い髪には200℃以上といったように、髪質や仕上げたいスタイルに応じた最適な温度設定ができるのは大きなメリットです。

低温でのスタイリングにも対応できるため、熱ダメージを最小限に抑えながら理想の仕上がりを実現できます。

温度精度と安定性の重視

nobbyシリーズでは、内部に高精度な温度センサーを搭載しており、加熱中や使用中でも温度のムラを抑えて一定に保つ制御が行われています。

特に連続使用時にありがちな「設定温度よりも低い」「上がりすぎて髪が傷む」といった問題が起こりにくい点は、プロの現場でも重視されているポイントです。

家庭用の多くは温度が上下に大きくブレるため、仕上がりにムラが出ることもあります。nobbyでは使用中に自動で温度を補正するため、安定した熱を髪全体に与えられ、美しいスタイリングを維持できます。

温度ロック&メモリー機能で安心操作

nobbyの一部モデルには、温度ロック機能が標準搭載されています。スタイリング中に手が当たってしまっても、設定温度が勝手に変わってしまうのを防げるため、長時間使用でも安心です。

また、メモリー機能では前回の設定温度を記憶してくれるため、再度使用する際にわざわざ設定し直す手間がありません。

特に忙しい朝や施術の合間にサッと使いたいときに、こうした補助機能があると作業効率が大きく向上します。家庭用には搭載されていないことが多いため、プロ向けの便利機能として差が出やすい部分です。

モード切り替えで髪質に合わせた制御が可能

nobbyのNIS500Aには、「パワーモード」と「ケアモード」という2つのスタイリングモードが搭載されており、用途や髪質に応じて適切な出力制御が選べます。

パワーモードは高温状態をキープしてくれるため、頑固なクセ毛や湿気の多い日に適しており、少ない操作回数でしっかりとクセを伸ばすことができます。

一方、ケアモードはプレートの加熱をマイルドに制御することで、髪へのダメージを抑えながら仕上げることが可能です。特にダメージ毛やブリーチ毛には最適で、繊細な髪を守りながらスタイリングしたい方に支持されています。

モデルごとの温度機能の違いを比較

nobbyのヘアアイロンはモデルごとに温度機能にも違いがあります。たとえば、NIS2000やNIS3001は140〜200℃の範囲で温度設定が可能で、家庭用と比べると調整幅は広めですが、NIS500Aと比べると細かな設定や機能は限定的です。

NBS501のようなカールアイロンも同様に温度設定が細かく、110℃から設定できるモデルもあります。一方、家庭用の廉価モデルは温度設定の段階が少なく、ダイヤル調整のみで正確な温度が把握しづらいことも多いです。

温度設定の自由度や安定性を重視するなら、nobbyの上位モデルを選ぶことが有効です。

プレート素材による仕上がりの違いについて

高熱伝導のチタンは時短仕上げ向き

チタンプレートは、プロの現場でもよく使われている素材で、nobbyのNIS3001などにも採用されています。

最大の特長は、熱伝導率が非常に高く、プレート全体にすばやく均一に熱が広がる点です。これにより、電源を入れてからの立ち上がり時間が短く、忙しい朝でもすぐにスタイリングに移れます。

また、プレートの一部分だけが極端に熱くなることもなく、髪の焼けやダメージを防ぎながら効率良く仕上げられます。特に、剛毛・多毛・くせ毛などで、しっかり熱を入れて伸ばしたい人には非常に向いています。

さらにチタン素材は表面が硬く、傷つきにくく、摩耗しにくい性質もあるため、長期的に使っても劣化しにくいのも利点です。耐久性とスタイリングスピードの両立を求める方には、最適な選択肢といえるでしょう。

均一加熱のセラミックでダメージ軽減

セラミックプレートは、nobbyのNIS2000やNIS300Aといったモデルに搭載されており、熱をじんわりと広げることで、プレート全体にムラのない加熱を実現します。

チタンに比べて立ち上がりの速度はやや劣るものの、温度が安定しやすいため、スタイリング中の温度の急変によるダメージを防ぐことができます。

特に、ブリーチ毛やカラー毛、細くて切れやすい髪に対しては、セラミックの優しい熱伝導が髪に過度な負担をかけず、ツヤを保ちながら自然なストレートに導いてくれます。

また、セラミックは遠赤外線を放出する性質があり、髪内部の水分を残しつつスタイリングできるという面でもダメージ抑制に効果があります。

操作中に滑りすぎない程よい摩擦があるため、髪をしっかりキャッチしながらも、滑らかな通りが実感できるでしょう。

アボカドオイルコートは滑りの良さが魅力

nobbyのNIS500Aに採用されているアボカドオイルコーティングは、近年注目されている新しいプレート加工技術の一つです。

このオイル成分は、髪への摩擦を軽減しながら、滑らかなストロークを実現するため、髪が引っかかりにくく、通すだけでツヤが生まれる仕上がりを実感できます。

また、オイルのコーティングによりキューティクルの保護効果も期待できるため、毎日の使用でも髪に優しく、傷みを感じにくいという声も多く見られます。

アボカドオイルは天然由来成分であることから、化学処理が気になる人にも安心感があります。

さらに、摩擦を抑えたことで、髪に余計な熱を与えることなくスタイルをキープできる点も魅力です。パサつきが気になる髪や、潤いとツヤを重視する人におすすめのプレート加工です。

最新シルクコーティングで潤いキープ

2025年モデルのnobbyシリーズでは、さらに進化した「シルクコーティング(TM)」プレートが採用されています。この新素材は、髪表面の水分蒸発を抑える効果が高く、熱を当てながらもうるおいを保ちやすい構造が特長です。

従来のプレートでは、高温で繰り返しスタイリングを行ううちに髪が乾燥し、ゴワつきやすくなるケースもありましたが、シルクコーティングは熱の刺激を緩和し、手触りの柔らかさとまとまり感を維持しやすくなっています。

また、この素材はカラー保持にも効果的で、特に明るい髪色やグレイカラーをしている人にとって、褪色を防ぐ補助効果が期待できます。

最新技術による潤い保持とスタイルキープ力の両立が、このプレートの大きな強みです。髪の質感にこだわる上級者にも支持され始めています。

3層構造プレートでバランス重視

nobby+シリーズなどの上位モデルでは、チタン・セラミック・保護コートの3層構造プレートを採用しており、それぞれの素材の利点を融合させた設計となっています。

具体的には、チタンの熱伝導性、セラミックの熱安定性、そしてオイルや特殊コートによる摩擦低減が組み合わされており、滑りの良さ、キャッチ力、耐久性をバランス良く両立させています。

この構造により、どの髪質でも安定した仕上がりが得られ、ストレートだけでなく、カールや内巻き、毛先の動きもつけやすくなっています。

また、使い心地も軽快で、初心者からプロまで幅広い層に扱いやすいと評価されています。毎日使っても疲れにくく、経年による性能の低下が少ないため、長期的な使用にも安心できるプレート素材です。

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nobby ヘア アイロン 違いで迷ったら機能性をチェック

ここまでで、nobbyのモデルごとの基本的な違いや特徴について理解が深まったかと思います。

では、実際にどのモデルを選ぶべきか迷ったとき、注目すべきポイントはどこにあるのでしょうか。

特に重要なのは「機能性」です。温度設定の細かさやプレート素材、モード切り替え、安全設計などは、仕上がりや使いやすさに直結する要素です。

ここからは、それぞれのモデルが持つ機能面の違いに焦点を当てて、あなたの髪質や用途に合った最適な一台を選ぶための判断材料をご紹介します。

NIS2000とNIS3001の用途の違いとは

コンパクト&アレンジ重視のNIS2000

nobby NIS2000

nobbyのNIS2000は、プロの現場でも細部のスタイリングに重宝されているコンパクトなモデルです。プレート幅は約15mmと非常に細く、小回りのきく形状が特長です。

ショートヘアやメンズの襟足、前髪、顔周りのアレンジに適しており、ボリュームを抑えたり、内巻き・外ハネを自然に作ったりするのに便利です。

手のひらサイズで持ちやすく、アイロン自体の重量も軽めに設計されているため、毎朝のスタイリングが苦になりません。

また、狭い範囲にピンポイントで熱を加えられる構造となっており、短い髪でもプレート全体がしっかり密着。ピンカールなど細かいニュアンス作りにも向いています。

旅行用や携帯用にも便利で、サブアイロンとして家庭と外出先の両方で活躍できる汎用性があります。

幅広プレートでクセもしっかり伸ばすNIS3001

nobby NIS3001

NIS3001は、nobbyシリーズの中でも特に「ストレート性能の高さ」と「ロングヘア向け設計」に注力したモデルです。

25〜32mmの幅広プレートが特徴で、一度に挟める髪の量が多く、髪を均一に熱で包み込むことで、くせ毛や広がりやすい髪でもしっかりまっすぐ伸ばすことが可能です。

特にミディアム〜ロングのヘアスタイルの方には、時短かつスムーズに仕上げられる点が大きな魅力です。

また、プレートのクッション性が高く、髪に当たる圧力を分散させる設計のため、何度も同じ箇所を挟まずに済み、熱ダメージを最小限に抑えられます。

さらに、コームのように髪を整えながら引っ張れるよう設計されており、まとまりのあるストレートスタイルを一発で決めたい方に適しています。

利便性に差が出る開閉ロックと操作性

NIS2000は、アジャスタブルロックリングという機構を搭載し、使用中でも開閉角度を調整できます。

これにより、自分の手のサイズや施術箇所に合わせて使いやすい角度に固定でき、微細な操作がしやすくなります。

狭い部位や細かい毛束を整える場合でも、手首や指への負担を軽減しながら操作可能です。一方のNIS3001は、しっかり挟み込みたいロングヘアに対応すべく、プレート面積の広さを活かした「圧のかけやすさ」に優れており、ハンドル形状も安定感を重視しています。

軽い力でも均一に髪をホールドできるので、長時間の使用でも疲れにくい工夫がなされています。

両モデルともサロン目線での操作性が重視されていますが、用途や好みによって操作感には明確な違いがあります。

温度設定と制御性能の違い

温度制御面においても、両モデルの違いははっきりしています。NIS2000は140℃〜200℃の範囲内で、数段階の温度調整が可能です。

立ち上がりも非常に早く、電源投入後わずか約18秒で100℃に達するというスピード設計で、朝の短時間スタイリングにも最適です。

一方、NIS3001は60℃〜210℃まで対応し、5℃刻みでの細やかな温度設定が可能なハイエンド仕様です。パワーモードとケアモードの切り替え機能も搭載しており、

毛先のダメージが気になる場合には自動的に温度を抑えることで、スタイリングとヘアケアの両立が可能です。

温度管理の精度や自由度は、NIS3001の方が明らかに高く、特に髪質や状態に応じて調整したい方には向いています。

選び方とユーザー別おすすめ

用途に応じた選び方として、短髪・部分アレンジ・軽さ重視ならNIS2000、しっかりストレート・ボリュームダウン・ヘアダメージ配慮をしたい方にはNIS3001がおすすめです。

NIS2000はコンパクトで扱いやすく、初心者でも使いこなせる仕様ですが、温度制御や機能面では最小限に設計されています。

一方のNIS3001は、海外対応(100V〜240V)やアボカドオイルコーティング、三層プレート構造など、プロ仕様ならではの高機能を多数搭載しており、より仕上がりにこだわりたい方に適しています。

両モデルともに信頼のnobbyブランドならではの安定感がありますが、髪の長さ・ライフスタイル・求める仕上がりによって最適な選択肢が異なります。購入前には、使用目的を明確にすることが失敗しないポイントです。

NIS500Aと他モデルの違いを詳しく紹介

圧倒的な温度調整性能

NIS500Aは、60℃から210℃までを5℃刻みで調整できる31段階の温度設定機能を搭載しています。これは、他モデルのような10℃刻みや3~5段階調整とは一線を画すきめ細かさで、髪質や仕上がりに合わせた繊細なコントロールを可能にします。

たとえば、くせ毛や剛毛には190℃以上、高温で一気にクセを伸ばすことができ、逆にダメージを受けやすい毛先やブリーチ毛には140〜160℃程度で優しく仕上げるなど、より高精度な施術ができます。

温度表示はデジタルで確認できるため、施術中の温度変動も視覚的に管理できる点がプロからも評価されています。

3D浮遊プレートで摩擦軽減

NIS500Aに搭載された「3D浮遊プレート」は、従来の固定プレートと異なり、プレートが前後左右にわずかに動く構造になっています。これにより、髪を挟んだ際の圧が均一に分散され、毛束にムラなく熱が伝わるのが大きな特徴です。

さらに、滑りやすく髪に優しいアボカドオイルコーティングが施されており、プレートを通すだけで艶やかな仕上がりが得られます。

チタン素材の熱伝導の高さと、表面の滑らかさが融合しており、引っかかりによるダメージやパサつきを最小限に抑えながらスムーズなスタイリングが可能です。

ストレートでもカールでも、プレートが髪に自然にフィットするため、失敗しにくく安定した仕上がりが実現します。

パワー/ケアモード切替機能

NIS500Aには、プロ仕様ならではの「スタイリングモード切替機能」が搭載されており、パワーモードとケアモードを用途に応じて選択できます。

パワーモードは、設定温度をしっかりと維持しながら熱を加えるため、うねりが強い髪や湿気に弱い髪でも、1回のプレスでしっかり形状を固定できます。

一方、ケアモードでは、温度の上昇と下降をマイルドに制御し、髪の内部に必要以上の熱を加えすぎないよう調整されるため、ダメージ毛や細くて切れやすい髪の方に安心です。

操作はワンタッチで切り替えられ、状況や毛先の状態に応じてリアルタイムに使い分けられる点も魅力です。

海外対応&安全設計

NIS500Aは、国内外での使用を考慮したマルチ電圧仕様(100~240V)に対応しており、変圧器不要でそのまま海外でも使えるのが大きな強みです。

海外出張や旅行先でも、普段と同じ性能のままスタイリングできるため、美容師や美容関係の仕事に就いている方にも好まれています。

さらに、安全設計も徹底されており、30分または60分で自動電源OFFになるオートパワーオフ機能をはじめ、使用中の誤作動を防ぐ温度ロック、収納や持ち運びに便利な開閉ロックなど、家庭でも安心して使用できる仕様です。

コードはラク抜きプラグを採用し、日々のストレスを減らす細かな工夫がなされています。

他モデルとの比較まとめ

nobby NIS500

他のnobbyモデルと比べたとき、NIS500Aの多機能性は際立っています。NIS2000は15mmの細プレートで前髪やショートヘアの部分使いに特化しており、温度設定も基本的な140〜200℃の範囲になっています。

nobby NIS2000

NIS3001はプレート幅が広く、ストレートスタイルの仕上げに優れていますが、温度設定やモード切替はやや限定的です。

nobby NIS3001

それに対し、NIS500Aはプレート素材・温度制御・機能のバランスが非常に高く、ストレートからカール、ボリュームダウンまで幅広い用途に対応します。髪質を問わず1台であらゆるニーズに応えたい方には、NIS500Aが最も高いパフォーマンスを発揮します。

Nobby+とNobbyのシリーズ違いを比較

Nobby+とNobbyの違い

項目Nobby(ノビー)Nobby+(ノビープラス)
ターゲット層業務用 (美容室など)家庭用
主な特徴高耐久、高機能、プロ仕様使いやすさ、デザイン性
製品型番例NBxxxxNIBxxxx
比較例NB3100, NB3000NIB3001, NIB3000

耐久性・使用頻度の差を理解する

Nobbyシリーズは、美容室などのプロ現場で使用されることを前提に設計された業務用ブランドで、特に耐久性に優れています。

モーターやコード、スイッチの構造も長時間使用に耐えるよう強化されており、屈曲試験や連続運転においても高い評価を受けています。

一方のNobby+は、こうしたプロ仕様の技術をベースにしながらも、一般家庭での使いやすさにフォーカスしたシリーズです。

軽量化されたボディや、日常使いに十分な耐久基準を満たす素材を採用しており、「プロ品質の家庭用」として位置づけられています。

サロンレベルの仕上がりを求めつつ、毎日使いやすいモデルが欲しいという方に適したシリーズです。家庭向けでありながら安価な市販品とは一線を画す品質で、多くのユーザーに選ばれています。

温度設定と保湿性能の違い

Nobbyシリーズの上位モデル(例:NIS500A)は、60℃~210℃までの広範囲を5℃刻みで設定できる31段階温度制御を搭載し、髪質や施術目的に応じた繊細な調整が可能です。

対してNobby+のストレートアイロン(NS540A)は、60℃~200℃までの29段階調整。範囲はやや狭いものの、実際の家庭用スタイリングに必要な温度帯をしっかりカバーしています。

また、プレート表面には「シルキースムースコーティング」が施されており、髪内部の水分を過剰に蒸発させないことで、しっとりとまとまる質感を実現しています。

一般的な家庭用アイロンに多い「パサつき」「乾燥」を軽減できる仕様は、髪のダメージを気にするユーザーにとって大きな魅力です。プロと変わらぬ仕上がりを、自宅でも無理なく再現することが可能です。

プレート構造と保護機能の違い

Nobby+のNS540Aでは「バランスプレステクノロジー」が搭載されており、過度な圧力を感知すると振動で知らせる機能を備えています。これにより、髪に負担がかかりすぎるのを防ぎ、熱と圧のバランスを最適化することで、摩擦によるダメージを抑えます。

また、シルキースムースコートにより滑らかに髪をすべらせる感覚を得られ、初心者でも扱いやすい構造になっています。

対するNobbyシリーズ(例:NIS500A)では、3D浮遊プレートやアボカドオイルコーティングなど、より高度な素材や機構が導入されており、プロによる毎日の長時間使用にも耐える設計がなされています。

使う頻度や求める繊細さに応じて、両者のプレート構造の違いが重要な選定ポイントとなります。

操作性と便利機能の比較

Nobby+は、家庭での使用を想定し、片手での操作がしやすいスリム設計や、軽量ボディが特長です。ストレートアイロンNS540Aでは、電源のON/OFFや温度設定が直感的にできるシンプルなUIが採用されており、誰でも使いやすいと感じられる工夫が随所にあります。

また、Nobby+シリーズのドライヤーなどには、ブラシレスDCモーターを搭載し、風力と静音性を両立している点も魅力です。

一方でNobbyシリーズは、プロの現場でのミスや事故を防ぐために、温度ロック、設定温度メモリー、自動電源OFF、開閉ロックといった細やかな安全機能が充実しています。

機能は多いものの、その分取り扱いには多少の慣れが必要です。シンプル操作を求めるならNobby+、詳細制御や安全対策を重視するならNobbyが向いています。

用途に合わせた選び方

Nobby+は、自宅でのヘアケアをより快適に、かつ高品質に行いたい人のために設計されています。髪をやさしく扱いたい、アイロンに不慣れでも使いやすいモデルが欲しい、でも仕上がりには妥協したくないという方には理想的です。

一方で、Nobbyシリーズは、耐久性・温度制御・仕上がりの再現性など、すべてにおいてプロ基準を満たすため、美容師や上級者に向いています。

価格面ではNobby+の方がやや手頃ですが、機能は必要十分。使用頻度が高い、または多機能を求めるならNobbyシリーズをおすすめします。

時短・簡単・安全に家庭で使いたいならNobby+。両者は「プロ品質」という共通基盤を持ちながら、それぞれ異なるニーズを満たすために進化しています。

nobbyアイロンを選ぶときの注意点とデメリット

本体サイズと重さによる使用負担

nobbyの中でもNIS3001などプレート幅が25mm以上のモデルは、本体重量が300g台とやや重く設計されています。

そのため、ショートヘアや顔周りを細かくスタイリングしようとすると、手首に負担を感じやすく、長時間の使用には不向きです。

特に手の小さい方や女性には、操作しにくいと感じる場面があります。しっかりクセを伸ばすためには適していますが、軽快な扱いを優先したいなら、細プレート형モデルや他ブランドの軽量モデルを検討することも重要です。

細プレートは時間がかかる場合も

15mm幅のNIS2000やNIS300Aなどは細い部位への操作性に優れていますが、ロングヘアや毛量が多い髪を一本ずつ通す必要があるため、スタイリングに時間がかかります。

「時短重視で一気に仕上げたい」方にはやや手間に感じられるため、使用目的や髪の長さを見極めて選ぶ必要があります。

忙しい朝に少しずつ使いたい方には使いやすいですが、全体のスピード感を求める人には広プレートモデルが向いています。

コーティング剥がれによる滑り低下

シルキースムースコーティング

nobbyの多くのアイロンには、アボカドオイルコーティングやシルキースムースコート、セラミックなど、髪への摩擦を軽減する加工が施されています。

これらのコーティングは、滑りの良さやツヤ感を高め、熱によるダメージを最小限に抑える設計です。

しかし、日々高温で使用し続けることで、表面のコーティングが少しずつ劣化・摩耗していきます。

滑りが悪くなると、髪が引っかかりやすくなり、スタイリング中に熱が一部に集中しやすくなるため、使用後の冷却時にプレートを柔らかい布で拭くなど、日常的なケアを行うことが、ポイントとなります。

モーター音や使用中の不具合

nobbyのカールアイロンや高機能モデルの一部では、内部構造にファンや制御機構を含むことから、電源を入れた際にモーター音や振動音が気になる場合があります。

音の大きさ自体は通常の生活環境で問題ないレベルですが、静かな環境や早朝の使用などでは気になると感じる方もいます。

また、ユーザーからは稀に「スイッチが反応しない」「使用中に異臭がする」といった報告も見られます。これらは製品不良の可能性もありますが、湿度や電源コードの曲がりクセなどによる一時的な接触不良が原因のこともあります。

購入後はまず正常に動作するか確認し、異常があればすぐにメーカーサポートへ連絡することが大切です。

湿気・水気環境での使用と注意点

nobby製品は高性能ながら、基本的には乾いた室内環境で使用することを前提に設計されています。

特にバスルームなど湿度が高い場所で使用すると、感電や製品故障のリスクが高まるため、公式にも注意が促されています。

アイロンやカール製品は構造上、発熱部に電気が流れており、万が一水分が内部に侵入した場合には火花やショートの危険性も否定できません。

nobbyのヘアアイロンを安心して使うためには、使用前に髪をしっかり乾かし、通気性の良い場所でスタイリングすることが重要です。

【まとめ】nobby ヘア アイロン 違いの総括とおすすめモデル

シリーズ別の特長を総ざらい

nobbyシリーズには、大きく分けて「業務用」と「Nobby+(家庭向け)」の2系統があります。

業務用は美容師やサロンワーカー向けに開発されており、耐久性・連続使用時間・精密な温度制御といった実務ニーズに応える構造が特長です。

たとえば、プレートの素材や温度立ち上がりの速さ、3Dプレート機能など、現場での使用効率を最優先に設計されています。

一方、Nobby+は「プロ品質を家庭に」というコンセプトで生まれたシリーズです。軽量設計、家庭に適した温度範囲、滑りやすく髪に優しいプレート加工、直感的な操作性といったポイントに重点が置かれています。

どちらのシリーズにも温度ロック機能や自動電源オフ、安全性に配慮した設計が共通しており、目的に応じた選択が可能です。

用途に応じたモデル選びの指針

nobbyのモデルは、髪の長さやスタイリングの目的に応じて選ぶと失敗が少なくなります。たとえば、NIS2000やNIS300Aといった15mmの細プレートタイプは、ショートヘアや前髪のスタイリング、顔まわりの細かい操作に特化しており、コンパクトで小回りが利くのが特長です。

一方、ロングヘアやボリュームのある髪をストレートにしたい場合には、NIS3001(25mm幅)やNIS500A(32mm幅)などの広プレートモデルがおすすめです。

より高性能を求めるなら、NIS500Aのように温度設定やプレート性能、安全機能がバランスよく備わった上位機種が選ばれています。

また、家庭用に最適化されたNobby+のNS540Aは、使いやすさと高い仕上がり品質の両立が可能で、プロ仕上げを家庭で再現したい人にぴったりです。

温度設定・機能性の差に注目

温度調整の幅や制御精度は、モデルごとの性能差を大きく左右します。NIS500Aは業務用として60~210℃までを5℃刻みで31段階に調整できる仕様で、髪質や仕上がりのニュアンスに応じた微調整が可能です。

また、ケアモード・パワーモードの切り替え、温度メモリー、海外対応(100〜240V)、3D浮遊プレートなど、プロの現場で必要とされる多機能を備えています。

一方、家庭用のNobby+ NS540Aも60〜200℃までの29段階で温度調整でき、一般的な家庭用アイロンを大きく上回る精度を誇ります。

さらに、保湿効果のあるシルキースムースコーティングが施され、熱の通りを均一にしながらツヤのある仕上がりを実現。機能性は業務用に劣らず、家庭向けとしては非常に高性能な部類です。

コーティング・メンテナンスの重要性

多くのnobbyモデルには、アボカドオイルコートやシルキースムースコート、セラミック加工など、摩擦低減や熱効率の最適化を目的としたプレート処理が施されています。

これらのコーティングは滑りやすさや髪のツヤ感を向上させ、スタイリング中の熱ダメージを軽減します。

ただし、長期間の使用によりコーティングが摩耗・剥離することがあり、性能低下の原因になります。

特に、高温での連続使用やプレートを強く押しつける使い方をすると、コーティングの寿命が短くなる傾向があります。

使用後はプレートが冷めてから柔らかい布で軽く拭き取るなど、基本的なメンテナンスを欠かさないことが大切です。定期的な清掃と使用状況に応じたケアを行えば、長く快適に使い続けることができます。

最適な一台を選ぶために

nobbyのヘアアイロンは、多彩なモデル展開により「何を重視するか」によって選び方が大きく変わります。

プロレベルの性能と多機能性を求めるならNIS500A、軽さや小回り重視ならNIS2000、家庭用での扱いやすさと仕上がりの良さを両立したいならNobby+ NS540Aが候補になります。

重要なのは、自分の髪質、長さ、スタイリングの頻度、操作性、価格帯など複数の要素をバランスよく見極めることです。

「高機能だから良い」とは限らず、自分のライフスタイルにマッチしたモデルを選ぶことが、後悔のない選択につながります。まとめると、nobbyシリーズは高品質・高性能を誇る製品が揃っており、目的に応じて選べば間違いのない一台が見つかります。

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